乳癌は女性の癌で罹患率が1990年代から部位別罹患率は第1位であり、いまだ増加の一途をたどっています。特に発症年齢も他臓器の癌と異なり、40-60歳代に発症のピークがあり、社会的にも重要な癌であります。乳腺・内分泌外科分野では、乳癌をはじめとする乳腺疾患、甲状腺疾患、上皮小体(副甲状腺)疾患の診断、治療をおこなっています。特に乳癌においては、現在の日本乳癌学会の前身となる乳癌研究会の時代から、学術集会の主催や乳癌取り扱い規約の刊行に関わるなど、日本の乳癌診療において中心的な役割を果たしてきています。研究面では、乳癌の薬物感受性や予後因子の解析を中心に行っており、世界に通じる研究を推進しています。世の中や時代のニーズに対応すべく、外科医の枠にとどまらない、一流のオンコロジストを目指すスタッフを随時募集しています。
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