第12回手術基本手技講習会を開催しました

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第12回手術基本手技講習会を開催しました

令和5年7月29日(土)に群馬大学医学部附属病院外科診療センター主催で、「第12回手術基本手技講習会」を開催しました。初期研修医を対象とした講習会は、新型コロナウイルス感染症の影響のため、令和4年に人数を制限して数年ぶりに開催しましたが、今回は人数制限のない講習会を無事に開催することが出来ました。群馬県内の初期研修医39名(1年目26名、2年目13名)にご参加いただき、院外の外部講師から10名、院内の外科診療センター(乳腺内分泌外科、循環器外科、呼吸器外科、肝胆膵外科、消化管外科、小児外科、形成外科)から29名の先生にご参加いただきました。講習会の内容としては、①開腹・閉創ブース、②腸管吻合ブース、③鏡視下結紮・daVinciシミュレーションブース、④血管吻合ブース、⑤電気メスブースの5つのブースに分かれて、25分ごとに全ブースをローテーションしていただきました。各ブースでは、ご参加いただいた講師の先生とほぼマンツーマンでじっくりと手術基本手技のトレーニングを参加者に行ってもらいました。また、講習会の最後に心臓血管外科手術手技Off the Job Training証明書の授与を行いました。 一人でも多くの若手の先生方に外科の魅力を体感していただきたいとの思いで始めた講習会ですが、ご参加いただいた先生方の真剣で楽しそうな姿をみて、十分意義の深い講習会となったと感じました。今後もこのような講習会を通して、群馬県の外科志望者の増加、ひいては外科全体の医療技術水準を底上げし、患者さんへと還元できるよう全力を尽くしていきたいと考えています。

参加者のアンケート結果 (参加者回答率 85%、講師回答率 53.8%)

参加者のリアルな感想

  • ラパロ、ダヴィンチなど体験できてよかった。
  • 全てのコースをちょうどやり切れる時間だった。
  • 実際に行う手技について丁寧に指導をいただいて勉強になり、楽しかったです。
  • 明日からの臨床に活かせるのと、じっくり手技を教えていただく機会がこれまでなかったので、本当に参加して良かったです。
  • とても時間が早く感じるほど充実していました。
  • 普段ゆっくり指導を受ける時間がないので大変勉強になりました。
  • 電気メスで切るなど研修中にする機会の少ない手技や普段できないような手技を体験できた。
  • 手技をやらせていただける機会は中々ないので、大変貴重な時間でした。
  • 熱中して行えた。
  • 先生と1対1で教えてもらえる機会はほとんどなくてとても勉強になったため。
  • 1人の先生がつきっきりで面倒見ていただきました。

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手術基本手技講習会委員 岡田拓久,白石卓也,星野弘毅,矢澤友弘,髙橋佳代子,生方智子

群馬大学大学院医学系研究科総合外科学講座
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