第14回手術基本手技講習会を開催しました
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第14回手術基本手技講習会を開催しました
令和6年7月6日(土)に群馬大学医学部附属病院外科診療センター主催で、「第14回手術基本手技講習会」を開催しました。初期研修医を対象とした講習会は、新型コロナウイルス感染症の影響があり、2020年から開催を見送っていましたが、2022年から再開しました。今回は群馬県内の初期研修医29名(1年目21名、2年目8名)にご参加いただき、院外の外部講師から12名、院内の外科診療センター(乳腺内分泌外科、循環器外科、呼吸器外科、肝胆膵外科、消化管外科、小児外科、形成外科)から38名の先生にご参加いただきました。講習会の内容としては、①腸管吻合ブース、②鏡視下結紮・LapVR・da Vinciシミュレーションブース、③電気メス・剥離ブース、④血管吻合ブースの4つのブースに分かれて、30分ごとに全ブースをローテーションしていただきました。各ブースではご参加いただいた講師の先生としっかりマンツーマンで、じっくりと手術手技のトレーニングを参加者に行ってもらいました。また、講習会の最後に心臓血管外科手術手技Off the Job Training証明書の授与を行いました。
一人でも多くの若手の先生方に外科の魅力を体感していただきたいとの思いで始めた講習会ですが、ご参加いただいた先生方の真剣で楽しそうな姿をみて、十分意義の深い講習会となったと感じました。今後もこのような講習会を通して、群馬県の外科志望者の増加、ひいては外科全体の医療技術水準を底上げし、患者さんへと還元できるよう全力を尽くしていきたいと考えています。
第14回手術基本手技講習会委員 岡田拓久、大曽根勝也、星野弘毅、片山千佳、吉川良平、青木麻由、高井美那、髙橋佳代子,生方智子
参加者のアンケート結果 (参加者回答率 82.8%)
参加者のリアルな感想
• 大変勉強になりました。ありがとうございました。
• 縫合の考え方など基本的なところから丁寧に教えていただいたので時間が少ないなと感じることもあった。勉強になりました。
• ダビンチを体験できた。
• 手術を見ているだけでは理解できないことも多かったので1対1で説明を受けることができてとても勉強になったからです
• 手技をいろいろ体験でき、マンツーマンで評価してくださるのでとてもよかったです。
• 色々な手技のコツや楽しさを感じられた為
• 普段の研修以上に外科の手技を体験することができたから
• 外科の面白さを学べた
• 普段丁寧な指導を受ける機会がないので、貴重な時間でした。
• どのブースも親身に教えていただき、とても面白かったから。
• 外科手技の難しさを知ることができたから
• 実際に手を使うのが楽しかったです
• 吻合と結紮を努力しようと気づいた
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