第11回手術基本手技講習会を開催しました
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第11回手術基本手技講習会を開催しました
令和5年6月17日(土)に群馬大学医学部附属病院外科診療センター主催で、「第11回手術基本手技講習会」を開催しました。学生を対象とした講習会は、新型コロナウイルス感染症の影響でここ数年開催できていませんでしたが、医学部4年生から6年生までの32名にご参加いただき、無事に講習会を開催することができました。講習会の内容としては、①電気メスブース、②結紮ブース、③鏡視下ブース、④縫合ブースの4つのブースに分かれて、30分ごとに全ブースをローテーションしていただきました。各ブースでは、外科診療センター(乳腺内分泌外科、循環器外科、呼吸器外科、肝胆膵外科、消化管外科、小児外科、形成外科)から参加した26名の講師の先生とほぼマンツーマンでじっくりと手術基本手技のトレーニングを参加者に行ってもらいました。
一人でも多くの医学生や初期研修医に外科の魅力を体感していただきたいとの思いで始めた講習会ですが、ご参加いただいた医学生の真剣で楽しそうな姿をみて、十分意義の深い講習会となったと感じました。
令和5年7月29日(土)に初期研修医の先生方を対象に「第12回手術基本手技講習会」を開催する予定です。このような講習会を通して、群馬県の外科志望者の増加、ひいては外科全体の医療技術水準を底上げし、患者さんへと還元できるよう全力を尽くしていきたいと考えています。
参加者のアンケート結果 (参加者回答率 97%、講師回答率 53.8%)
参加者のリアルな感想
・外科的な経験をこれまで経験したことがなかったですが、今回全てのブースで貴重な体験をできた。
・これまで手術で具体的にどのようなことをやっているのか分からなかったが、今日の講習会で鏡視下や電気メスを実際に体験してみて、手術や外科をより身近に感じることができた。
・想像していたよりも楽しかった。時間が過ぎるのがあっという間だった。
・一瞬だった。
・外科やラパロの手技が難しいことがよくわかった。
・実習とは異なり、より実践的な内容をマンツーマンで教えていただける貴重な機会となりました。時間が余った際の雑談も興味深い話が聞けました。
・親身になって教えてくれた、キャリアーの相談にも乗っていただいた。
・今回のような機会が無ければ、この時期に身につけられなかった手技を学ぶことができたため。
・実習で外科を回った事を思い出してモチベーションの維持になる。
・実習以外に手技の機会があるのが嬉しい。
・手先が器用なのを強みに外科医になりたいと思うようになりました。
・どのブースでもすごく褒めて教えてくださってとても嬉しかったです!
手術基本手技講習会委員 岡田拓久,白石卓也,星野弘毅,矢澤友弘,髙橋佳代子,生方智子
群馬大学大学院医学系研究科総合外科学講座
〒371-8511 群馬県前橋市昭和町3-39-22
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